フーガの技法:Die Kunst der Fuge [音楽]

フーガの技法、です。Kunstが「技法」と訳されています。この方法の解析結果の演奏を高橋悠治氏が録音されておいでですので、若い人たちはまず、そこに学んでください。


さて、グレン・グールドは、ソビエトを訪問した際に、この曲の一部を演奏しました。そのとき、ベルクやクルシェネク、ウェーベルンとあわせて使っているのです。このラインナップに彼の真骨頂と親切とがあります。


思い出しておかなくてはならないことは多々あります。技法は使いこなして初めて技法です。

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モーツァルトの可変性 [音楽]

それは、カデンツァの存在意義に関する判断により左右されます。

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「ドォーモ」20周年記念映像 [番組]

かなり面白かったです。


滞米していたきょうだいに、録画したものを送っていました。あのころは、VHSテープでした。





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ヴェデルニコフの近代音楽 [音楽]

シューマンのアラベスク ハ長調op.18、シューベルトの即興曲変ト長調D.899-3を聴くと、20世紀音楽の演奏と根底が変わりません。
ヴィルトゥオーゾの一種のタイプがあって、そこに思弁性、研究者スタイルが加わっているのでしょう。レオ・シロタ門下でもありました。
もっとも海外での活躍、学習は、いわれのない弾圧の理由ともなりました。

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ミシェル・オークレールの服装 [音楽]

1965、1967の演奏の姿が記録されています。音は、正確でまろやかな聴きやすいものでした。


そして、服装が、質素な感じの組み合わせでした。

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リヒテルのモーツァルト・ピアノソナタ14番 [音楽]

マイクが器楽残響をことごとく拾うという毀誉褒貶こもごも至る録音です。


でも美しいことに変わりはありません。


1990年マルセイユにおける録音。

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戦争の遂行と戦争の場の兵士と [音楽]

諸井三郎氏の交響曲3番における表現は、時代の記録を後世に残しています。


河上徹太郎氏は、君の作曲は、わたしの理想の実現でもあるのだ、と述べました。音楽家、演奏家の道から批評家へと仕事を変えた河上氏の心情の吐露であったと思います。


平和が、最終目的、最終到達点であるのですが、現状を打破するためのアンチ・テーゼに用いる戦争という手段は、それによって、平和を達成し得るとは考えられない代物なのです。


音楽家、作曲家の良心は、確実に時代を切り取りました。そして、それは、手段も目的も、変形されてしまったモノを外から与えられる、という苦悩を伴っている価値でした。

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アイネクライネナハトムジーク [音楽]

フルトヴェングラー指揮ウィーン・フィルです。


曲に適した演奏とは何か、です。テムポが一切を決するように思います。

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リヒテルの録音 [音楽]

米国デビュー戦の熱情ソナタの入ったLP、ストラディバリウスの協奏曲集CDは、リヒテル本人によって、販売停止の措置がとられたと聞いています。


前者は、終演部分でのミスタッチが理由でしょう。後者は、協奏曲のうちどれがターゲットであったのかは不明です。


ほかに、ブリテン指揮で演奏したモーツァルト27番協奏曲が、冒頭でダブリ演奏をしていますが、こちらは、販売停止となっていません。一瞬楽団も音が弱まりますが、演奏総体は、実に美しい旋律の再現でした。


いま、ギレリスの手による同じ協奏曲を録画もので視聴していて、ふとそんなことを思い出しました。

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フランクの前奏曲、コラールとフーガ [音楽]

フランソワの音色は美しいのですが、解釈が弱いと思ったのです。


この違和感と、ルフェビュールによるベートーヴェン晩年のソナタの解釈における判断に対する違和感とは、似ているように思うのです。


フランス哲学とドイツ哲学との比較にいたるのだろうと思います。

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