エレーヌ・グリモー氏 [音楽]

静穏の音にさらなる解析を加えるとどうなるのでしょう。

さらなる微分に耐える音とはいかなる形のものなのでしょう。

美しい音をたどってやがてわたしたちは細やかに考えを及ぼさなくてはならなくなります。

それは、少し種類は違いますけれども、己の精神の内奥に向かう努力と似ているものです。


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イェルク・デームスのフランク作品集 [音楽]

いままでに聴いたことのない側面があります。

決して走りません。その代わりに、解析的です。 


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イェルク・デームスとセザール・フランク [音楽]

鎌倉での演奏を聴きにいきそこなったため、未来への希望となると同時に、気になって仕方がない対象となりました。
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でもバドゥラ=スコダの音について考えなくてはならなくて [音楽]

単にオイストラフの音の問題ではなくなります。

独奏の音はかなり洗練されたこう言ってよければウィーン流の伝統の上にあるのです。

オーソドクシーと呼ぶ人もいるでしょう。

その昔バーンスタインがウィーン・フィルの指揮をモーツァルト協奏曲の弾き振りでやったときに、メンバーに「勉強させて欲しい」と発言していました。

その勉強する対象になる、洒脱かつ正確ななにものかがこの奏者にもあるのです。

録音がかなりありますが、実に多様で、しかし芯に洒脱かつ正確ななにものかがあるのです。


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パウル・バドゥラ=スコダとのモーツァルト [音楽]

オイストラフの音にある輝きの例としては、モーツァルトの演奏があります。

パウル・バドゥラ=スコダとの録音はとても美しいです。

そして曲によっては素朴な装飾のない音がするのです。


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フランクのソナタ [音楽]

リヒテルにとってのフランクは祈りです。

ヴァイオリンとピアノのためのソナタでは、リヒテルの想念が増幅されます。

しかし、ここでオイストラフの音は60年代以降の音です。


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オイストラフの逸話 [音楽]

プラハの春、音楽祭に出演するために出向いたとき、チェコ・スロヴァキアの人々と夜を徹して演奏したというのです。

音楽祭の舞台ではないところでです。

その場に居合わせた人が、とてもうれしそうに思い出話をしていました。 


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『レコード芸術』に出された広告記事に [音楽]

オイストラフの録音についての解説記事がありました。

オイストラフの音は1940年代、50年代までと、それよりあととは明らかに異なるというものでした。

それを確かめることによって、ずいぶん勉強になりました。 


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ブルーノ・ワルターの海が [音楽]

LPの音に乗って向こうから押し寄せてきました。

わたしは、たちまちそれまでの料簡違いと、これから先の新しい方針とを把握したのです。


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指揮者の力量や特徴を検分するのに [音楽]

若い時分には、ブラームスの交響曲1番を用いていました。

しかし、あるときにドビュッシーの「海」を用いても良いなと思い始めたのです。

どうしてかは、秘密です。


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