たった今、バッハが終りました。 [音楽]

演奏が終ったあとに、聴衆の拍手が入っていたので、ライヴ録音です。

パルティータの第1番。美しい。

2010年9月のブザンソン・リサイタルで、バドゥラ=スコダは1927年の10月生まれですから、もうじき83歳になるという頃の録音です。

リパッティのバッハと言えば、「イエスよ、私は主の名を呼ぶ」です。コラールです。あんなにかなしくてきれいなバッハはまれなものです。

同郷のハスキルが、親身で深い理解を示した評言を残しています。ご一読ください。

早く亡くなったので惜しむ声が高く、またバドゥラ=スコダの敬意は、親しくお付き合いしたリパッティ夫人との交流から始まって、リパッティの演奏録音の本質を理解しようとする志に転換されています。

遂には、このリサイタルをささげています。何もかもまっすぐですね。


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