しかし音はいまわれらの砦です [音楽]
とにかく心のよりどころが失われるのはこの不況のときにはきわめてあたりまえのことで打つ手もなく流され社会の大小の単位がそれぞれに少しずつ衰えて行くのです。
しかし、音はわれらを励まします。
音はけっして生きるものたちを放ってはおかないのです。
言葉もまれにそういう力を持ちます。
夷斎石川淳氏が亡くなったときに丸谷才一氏が弔辞を読みました。
石川文学はわれらを励ます。何を哀しむことがあろう、と言い放ちました。
音もそうでありましょう。
そうでなくてはなりません。
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河上さんは [音楽]
即物主義ではないです。
でも音楽に忠実な人でした。
それで、諸井三郎氏の音楽活動について、諸井の作曲は僕の夢でもあるんだ、と言いました。
いいですね。手放しです。
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雑誌『アルテス』3号の記事 [音楽]
吉田秀和氏が新即物主義の批評家としてスタートした、という岡田暁生氏による指摘は正しいと思います。
これは大切なことでしょう。