ギレリスのディスク [音楽]
一時期、なかなか手に入らなくて。苦労しました。
結局、版権がソ連時代からロシア時代に変わって自由化されたことによって、ようやく広くつくられるようになったのです。
もっとも、ドイツ・グラモフォンなど録音技術の粋を尽くして、ベートーヴェン・ソナタ集やモーツァルト協奏曲集など出し続けていて、それは見逃せない功績だと思いますけれども。
音もさることながら、温かい人柄の人だったようで、そしてどうやらクリスチャン。
当時国内では入手困難だった聖書をギレリスに贈った人がいて、とても喜ばれたというエピソードが残っています。